ミスターU.S.A

20周年ライブが台風で中止になったことからファン、スタッフ共々心待ちににしていたコンサートでした。

25周年もまたもや台風が接近しているということで、沖縄では強風のため開催されるか不安な状態でしたが、太陽も出てきて無事開催されました。

沖縄の夕暮れ前の太陽をステージの背に安室奈美恵さんのショーが始まりました。

いつものような演出の凝った始まりではなく、モニターにバックステージで円陣を組んだ、安室さん、ダンサー、スタッフが映し出され、懐かしながらのTRY MEからライブがスタートしました。

Super Monkey's時代の楽曲が6曲も続いていて、安室さんは終始笑顔で懐かしみながら、ファンと楽しみながらパフォーマンスをしていたように感じました。

沖縄の心地よい青空のもとで、完全にいつもとは雰囲気の違う開放的なステージをリラックスして楽しむことができました。

小室哲哉さんプロデュース時代の楽曲も6曲連続でのパフォーマンスで、会場全体が歌い、踊り、個人個人の楽しみ方でTK楽曲を懐かしみました。やっぱり「Yo」の部分超気持ちいいです。

この時点で間に最新の楽曲なども挟んで、15曲程度は終わっていたので、ダラス、T.kura & Michico、Nao'ymtプロデュース楽曲は今回のメインではないんだと理解しました。期待していたコラボもないのかなと。

故郷沖縄ということもあり、沖縄時代の楽曲や、苦労した当時の全盛期のものをメインとしていることは当然のことですよね。

でもその中でも自身が大ファンであるNao'ymtプロデュースの楽曲は3曲披露してくれました。「Fight together」「Damage」「Higher」この楽曲達の出る幕も絶妙なタイミングだったので、これは安室からNao'ymtさんに対する感謝も含まれているのかなと勝手に想像しました。この3曲野外向きです。

アンコールの最後の楽曲は「Hero」でした。正直言って発売された当時はそこまで楽しめる楽曲ではないのかなと思っておりましたが、野外で安室奈美恵さんが歌うことによって、印象がガラッと変わりました。全員で合唱できる曲って大切ですね。

9月16日のみのコンサート参加予定でしたが、台風本州接近で翌日のフライトが危ういということで、帰り便を18日に変更しました。ということは17日が空くわけですから、参戦するしかないでしょ。チケットボードには今回から定価トレードというシステムが導入され、ライブに参加できなくなった人が定価で出品できるのです。ファンに優しいシステムですね。これで17日もゲットし2日連続楽しみました。

17日のライブ終わりに安室奈美恵さんから粋なパフォーマンスがありました。花火です。普通の花火かなと思いきや、物凄い勢いで花火がバンバンあがり本物の花火大会並みの感動がありました。この花火を見た瞬間に様々な思いが伝わってきて涙が溢れてきました。

故郷沖縄への感謝の気持ち、アクターズスクールで関わった方々への感謝、これからスターになることを夢見ている子どもたち、最後にお母様への気持ちが一番強かったのかなと感じました。天国のお母様に届くように大きな花火でありがとうを伝えたかのように感じました。

踊って歌って開放的な沖縄で完全に浄化されました。